株式会社UCHIAGE経理事務担当のブログ

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約束手形の会計処理について

こんにちは。

株式会社UCHIAGEの経理事務担当です。

 

以前、商品売買についてお話ししました。 

uchiage-keiri-jimu.hatenablog.com

 今回は、商品売買に使われる支払い方法の一つ『約束手形』の会計処理方法について

お話したいと思います。

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約束手形とは

約束手形とは、お金を支払う義務がある人(振出人)がお金を受け取る権利がある人(受取人)に対して、「〇月〇日までにお金を支払います」 という約束をし、作成した証書のことをいいます。

約束手形を受け取ったタイミングでは現金を受け取ることはできませんが、約束手形に必ず記載されている「支払期日を含めた銀行の3取引日以内」に銀行の窓口へ持っていけば、現金化することができます。

 

約束手形を振り出せる企業は、取引先や銀行から信用されている必要があります。

なぜなら、商品売買などの「取引を行うタイミング」よりも現金のやりとりが大幅に遅くなるためです。

 

それでは、約束手形を発行した時と約束手形が現金化された時の仕訳処理の具体例を見ていきましょう。

 

約束手形の仕訳処理

◆振出人が100円で商品を仕入れた場合

 <振出人>

仕入 100/ 支払手形 100

 

<受取人>

受取手形 100/ 売上 100

 

◆受取人が後日手形を銀行で現金化した場合

 <振出人>

支払手形 100/ 当座預金 100

 

<受取人>

当座預金 100/ 受取手形 100

 

いかがでしょうか。

次回も手形について紹介しようと思いますので、お楽しみに!

 

 

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