売買の処理方法、三分法と分記法とは?!
こんにちは。
株式会社UCHIAGEの経理事務担当です。
今日は商品売買の処理方法についてお話します。
「三分法」と「分記法」
商品売買の処理方法は2つあります。
「三分法」と「分記法」です。
「三分法」とは、“仕入”“売上”“繰越商品”の3つの勘定で処理する方法です。
一方「分記法」は、“商品”“商品売買益”の2つの勘定で処理をします。
仕訳の具体例を挙げます。
例えば、70円の商品を現金で仕入れ、その商品を現金100円で売った場合
〈三分法〉
仕入 70/ 現金 70
現金 100/ 売上 100
(本来は期末に“繰越商品”勘定を使った処理がありますが、今回は割愛します。)
〈分記法〉
商品 70/ 現金 70
現金 100/ 商品 70
商品売買益 30
つまり、取引のあった金額を全て“仕入“や”売上”勘定で処理する方法が「三分法」、
売上時に商品をマイナスすることにより、即時に売買益を示す方法が「分記法」です。
いかがでしたでしょうか。
簿記の資格試験や一般企業でよく利用されるのは「三分法」なので、まずは「三分法」から覚えておくと良いかもしれません。
また次回も簿記に関する話題を書きたいと思います。
/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
株式会社UCHIAGE(うちあげ)
- 全ての人の可能性を輝かせ、事業での達成に貢献します -
ホームページ:https://uchiage.net/