「売掛金」と「未収入金」の違いとは?
こんにちは。
株式会社UCHIAGEの経理事務担当です。
以前、売掛金と買掛金について書かせていただきました。
uchiage-keiri-jimu.hatenablog.com
その際、「売掛金」とは『ツケ』つまり、お金を回収できる権利(以下、債権といいます)と説明しました。
しかし、債権を示す勘定として、「未収入金」というものもあります。
「売掛金」と「未収入金」の違いはいったいなんなのでしょうか?
ポイントは本業かどうか!!
「売掛金」は本業の売上によって発生した債権を言います。
自分の本業が小売業だった場合、商品を売った時に、その場でお金を受け取る代わりに同額を売掛金として記録します。
一方、「未収入金」は本業以外によって発生した債権を言います。
例えば自分の本業は小売業だけど、株を売却したお金を後日に受け取る場合は未収入金として記録します。
なお、「売掛金」は回収までの期間が1年以上であっても全て「流動資産」に区分されるのに対して、
「未収入金」は、回収期間が1年以内の場合は「流動資産」に区分されますが、
回収期間が1年以上になることが予想される場合は、勘定科目が「長期未収入金」になり、「固定資産」に区分されます。
また、融資を受ける場合は、「未収入金」の額が多すぎると、信用度が下がることもあるそうです。
いかがでしたでしょうか。
似たような役割の言葉であっても、中身をしっかり知ると区別することができますね!
次回もお楽しみに。
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