売掛金と買掛金とは?普段はできない憧れの『アレ』
こんにちは。
株式会社UCHIAGEの経理事務担当です。
簿記を勉強していると、よく出てくる勘定科目が「売掛金」「買掛金」です。
しかし、「現金預金」や「売上」等の勘定科目と比べて一体何を指すのか分かりにくい科目です。
今日はこの2つについてお話したいと思います。
それでは「売掛金」「買掛金」とは何なのでしょうか。
結論から言うと、「ツケ」のことです。
昔「おう、親父。ツケで。」なんて言っている漫画を読んでいて、憧れたものですが、会社ではこれができてしまうんです!
売上を上げた方がツケを回収できる権利を「売掛金」、
仕入をした方がツケで支払いをする義務を「買掛金」といいます。
なぜ、会社ではこのようなことができるのでしょうか。
理由は大きく2つあります。
1つは、毎回現金払い等していると、面倒なため。
もう1つは会社間取引は信用取引で成り立っているため。
まず、1つ目の理由ですが、取引が多い会社間では、毎回現金払い等するとかなり面倒で、処理も煩雑になってしまいます。
それよりもまとめて支払いをした方が、処理が少なくて済みますし、お互いに「ツケ」がある場合は、相殺することも可能なんです。便利ですよね。
もう1つの理由として会社間取引は基本、信用取引で成り立っています。
「○月○日までに支払ってくださいね」という約束を守らない会社と取引したくないですよね。
そのため、お互い約束を守る前提でこの「ツケ」払いが成り立っているわけです。
いかがでしたでしょうか。
私も初めて取引先への支払業務をする時は、絶対に間違えてはいけないと思い、とても緊張したことを覚えています。
私自身も信用されて、より仕事を任されるよう、これからも精進してまいります。
それではまた次回もお楽しみに!
/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
株式会社UCHIAGE(うちあげ)
- 全ての人の可能性を輝かせ、事業での達成に貢献します -
ホームページ:https://uchiage.net/